熊さとの戯言

自分の体験などを雑記帳・備忘録として

オーガ・バスターズ 第52話

原作の23巻に出ている、ある人物2人が登場致します

 

第52話 一側触発

 

東京にある ○○グランド そこでは、野球やサッカーなどがプレイできるため

チームの控え席(ダッグアウト)があり,観客席も設置されている

観客席には、各局長や非番の隊員、グランド全体を見渡せる観客席に

本部司令長官の知花賢子と東京支部局長の煉獄京寿郎が座っていた

賢子、少し慌て

「こんな処で・・・入隊試験ぐらいで、大袈裟ではないですか」

 煉獄、不敵な笑みを浮かべ

「初めて、”鬼”を鬼跋特務隊に入隊させる」

「みんなが関心を持つのは当たり前だと思われますが」

賢子、少し嫌悪感を感じ押し黙る

「・・・・・・」

 

グランドの真ん中には、既に冨岡義礼が立っていて佇んでいた

「・・・・・」

 

皐月側の控え席には、実那と陽壱がいた

実那

「皐月、頑張ってです~」

皐月

「あたしも、実那と一緒に戦いたいから、必ず合格するよ」

実那、皐月の手を握り

「応援いっぱいするですよ」

皐月

「うん、ありがとう」

2人の仲の良いやり取りに、すっかり微笑んでいる陽壱

(良かったな~実那、幼馴染みが無事で、こうやって仲良くできて)

(・・・・それにしても)

向かいにある控え席から、視線を感じて、振り向く

 

 義礼の控え席

 

「おうおう、1人前に睨み返してきたか~」

白い髪に、顔に傷を持つ男が、ベンチにデンと座り

ニヤリと、陽壱を睨んでいた

「あれが、鬼の首魁の1人、知花鬼刕華と対戦して」

「傷を負わせて帰還したと言う、日比野陽壱って奴は・・・」

後輩

「そのようですね、不死川(しなずがわ)先輩」

不死川実弘(しなずがわ・さねひろ)

「まぁ~不抜けた顔してやがるぜ」

「鬼殺隊とは無関係な奴が、日の呼吸の型を使える奴が現れるとはな~」

「ふざけてるにも程があるよなぁ、真島~」

悪態をつく

後輩=真島玄弥(まじま・げんや)

「先輩・・・」

 

皐月側の控え席

 

陽壱、青筋たてながら

(あの白髪頭の傷モン野郎、俺なんかしたのかよ・・・)

負けじと睨み返していた

側で見ている、実那と皐月、目が点状態

「陽壱先輩、どうしたです?」

 

・・・・・

 

グランドの真ん中に立つ 鯖江皐月と冨岡義礼

 

審判役の東京支部の隊員から

勝負は判定は、首にヒットし判定音がなる事

降参の合図(声を出す、両手を挙げる)

を送ると勝負が決まる事の説明を聞く

 

お互いに、臨戦態勢をとる2人

審判役の隊員が、手を挙げ

「では、尋常に」

手で空を斬るように

「始め~~」

 

皐月、「ナイフ」を出現させ、義礼に先制を掛けようとしたが

義礼、直ぐに皐月の間合に入り

激流の飛沫の如くの閃光を纏う日本刀

水の呼吸・壱の型「水面斬り(みなもぎり)」、刃を下段から振り上げる技を掛ける

皐月、横に避けながら、義礼の首を狙い、旋風の波動の閃光を纏ったナイフで

斬りにかかる

義礼、あっさりと皐月の横に回り、水の呼吸・弐の型「水車(みずぐるま)」、橫斬りを放つ

皐月、それを複数の「ナイフ」で受け止め、別の「ナイフ」で

義礼の腕を狙い突きつける

義礼、その「ナイフ」払いのけると同時に次の技を掛ける刹那

すでに皐月、義礼の懐に入り、下から旋風の波動の閃光を纏ったナイフで

義礼の首に斬りつける

義礼、バク転しながら皐月に蹴りを入れる

皐月、ヒット喰らったが、辛うじて顎は躱す事が出来た

 

義礼と皐月、お互いに距離を置く

 

義礼、薄ら笑いながら

「流石は、天地六傑鬼の1人だけあって、なかなかやるじゃないか」

皐月、真剣な面持ちで

「ここまで、強くなったのは」

「賢子司令長官が、丁寧に体術の教えて貰ったからです」

義礼、ポーカーフェイスに戻り

「なるほどな・・・」

「あの最強の鬼・知花鬼刕華の娘から伝授して貰ってたからか」

 

観客席から、歓声が上がる

 

煉獄

「司令長官、鯖江皐月が、義礼相手にあそこまで粘るとはね・・・」

「貴女の教え方が、余程上手だと伺いますよ」

賢子、皐月を凝視し、煉獄の言葉を聞いていなかった

(皐月ちゃん、どうか無事で)

煉獄、ふっと一息いれ

(皐月って鬼が心配で、私の話も聞こえないみたいだな)

(なに、直ぐにその心配も無くなりますよ・・・)

 

皐月側の控え席から

実那、叫びながら

「皐月、良いぞ~頑張って~」

陽壱

「いいぞ~、皐月」

(それにしても、呼吸の型による、それぞれの技があったとは・・・・)

 

義礼の控え席

不死川実弘

「あの皐月って鬼、義礼さん相手に、あそこまで取っ組み合えるとはね~」

「今までの鬼なんて、義礼さんに掛かれば、一瞬で首をはねられたのにな~」

真島、驚いて見ている

「・・・・・」

不死川

「あの鬼の血鬼術、なかなか良いもの持ってじゃね~かよ」

「真島、あの血鬼術、結構使えるじゃねか」

真島

「確かにそうですね・・・・」

不死川、不適な笑みを浮かべ

「義礼さん、あんなものではないぞ・・・」

 

グランドから

 

義礼、日本刀を構え直し

「もう、そろそろ良いだろう」

瞬足で、皐月に近づき

水の呼吸・壱の型「水面斬り」

水の呼吸・弐の型「水車」

水の呼吸・肆の型「打ち潮」

・・・・・

迅速の連続技の攻撃を仕掛ける

皐月、避ける、受け止めるなど、相手に攻撃の隙を与えてくれない

(なんなのよ~、こんな攻撃あり)

 

皐月側の控え席

 陽壱、実那、固唾を飲んで見守っている

実那、きゅっと拳を握り

「皐月・・」

陽壱、歯軋りし

(くそ、こんな時に手助け出来ないなんて・・・)

 

義礼側の控え席

不死川

「義礼さんの迅速にて連続の水の呼吸の技」

「目で追うのがやっとだろうな・・・」

真島

「義礼さん、本気であの鬼を殺すつもりですか・・」

不死川

「さあな~」

 

グランド

 

義礼

水の呼吸・玖(9)の型・「雫波紋突き」

皐月の首めざし、迅速強烈な突きを放つ

皐月も、素早く横に避け、間合いをとる

「もう、ウザい!!!」

義礼の周りを四方八方に、大量の「ナイフ」を発現し

動きを止めた

義礼、何一つ動揺せず、ポーカーフェイスで

「なるほどな・・・」

皐月、にやっと笑い

「そのポーカーフェース崩してあげるよ」

「ナイフ」を一斉に、義礼襲い掛かる

水の呼吸・拾の型「生々流転」!!!!

強力な、回転技を掛け、周りの「ナイフ」を破壊

その勢いを、皐月めざし急襲する

皐月、ギリ躱すが、片腕が当たり引きちぎれた

戦闘服の中に、防鬼タイツを着ていたため、飛ばされず

ぶらさがっていた

皐月

「腕くらい、すぐに治るわよ」

だが、なかなか治らない

義礼の日本刀の刃を見ると、紅の色が浮き出ていた

”赫刀”であった

 

皐月、動揺し

複数の「ナイフ」を出現、義礼に急襲

だが、あっさり振り払い、皐月に瞬時に近づき、皐月の片方の腕を強打し引きちぎる

両手が使えない皐月の鎖骨辺りを、刀で突き喉を完全に壊し、完全に話せない状態した

皐月

「う・・・う・・・」

ほぼ完全に、「降参」の意思を表せることが出来なくなった

皐月、ショックの余り膝を崩した

義礼、皐月の首の横に、刀の刃を置く

「どうした?鯖江皐月」

 

観客席から

 

賢子、席から立ち上がり叫んだ

「もう、勝負は決まったわ」

「今すぐ辞めさせて!!!」

 

煉獄、平坦な面持ちで

「まだ、勝負はついていませんぞ」

賢子、怒り

「何を言ってるのです!!」

「皐月ちゃん、両腕が使えなく、鎖骨を突かれ話せない状態」

「それ以上、どう戦えるのです」

煉獄

「・・・・人なら、すぐにストップ出来る」

「鬼なら、あの怪我くらい、すぐに治るでしょう」

賢子

「赫刀をくらって、簡単に治らないでしょ」

煉獄

「それでも治るでしょう、本人が何とかする事ですね」

賢子

「もう、いいわ!!!」

賢子の血鬼術「樹」で、皐月を救おうとするが

 

煉獄

「知花司令長官、これ以上すると、いち鬼を贔屓したとして」

「鬼跋特務隊の纏まりが崩れますぞ」

賢子

「ぐっ・・・・」

 

グランド

 

皐月に刀を突き付ける、義礼

義礼を睨みつける皐月

「降参も出来ずに、不憫なものだな」

決して、「降参か?」と聞かない

「このまま大人しく死ぬか?」

「もがきながらも、戦い生きる道を探るか?」

「それを決めるのは、飽くまで己自身だ・・・・」

 

観客席

 

賢子、憤怒を交え

「私に対する恨みを、皐月に向けないで下さい!!!」

「私に直接、刃を向けたらよろしいでしょう」

 煉獄、冷静な対応で

「さて、何のことやら」

「いつ誰が、鬼殺隊・隊士の子孫たちが、知花司令長官に恨みがあると」

「噂されてるのですか」

賢子、言葉につまり

「周りが言っているわ」

煉獄、呆れるように一息入れ

「周りとは、誰の周りですか?」

「聡明な知花司令長官が、語るに落ちる事をおっしゃるとは」

「冷静さを失うほど、鯖江皐月がお気に入りみたいですね」

賢子、煉獄を睨みながら

「・・・・・」

 

グランド

 

義礼

鯖江皐月、覚悟しろ」

刀を振り下ろす刹那

「やめろ~~~」

「皐月~逃げて~~」

皐月を救おうと、陽壱、実那が、控え席から飛び出してきた

陽壱、太陽の燃え盛る閃光を纏ったナイフで、義礼に立ち向かう

実那は、義礼の刀を振り払おうと拳銃を構える

だが・・・

不死川が、義礼の前に立ち、不死川の刀で陽壱のナイフを受け止めた

「人の勝負の邪魔をするなよ~」

陽壱、怒りを表し

「なんだと~」

実那も、真島の拳銃で払いのけられた

「うっ!!!」

控え席から、真島、片手で拳銃を構えたまま

「いらんことするな!!!」

 

一側触発の中

 

皐月、落としたダガーナイフを口で咥え

義礼の方を向き、構えた

 

陽壱、実那、不死川、動きが止まる

実那

「皐月、もうやめて~」

叫びだす

 

義礼、ポーカーフェイスまま

「・・・・・」

だが、微笑みだし

「こんな状態でも、戦うつもりだな」

刀を構え

「いいだろう、掛かってこい!!」

 

両手を使えない状態の皐月、ナイフを咥えながら対峙する

 

 

つづく・・・・・

 

原作の23巻に登場した、不死川実弘の後輩の氏名が分からないため

此方で、勝手に「真島玄弥(まじま・げんや)」と名付けた

本当の氏名が分かり次第、変更しますのでよろしくです・・・・・