熊さとの戯言

自分の体験などを雑記帳・備忘録として

オーガ・バスターズ 第50話

原作に出ていた、「柱」の子孫もう一人登場します

オリジナル・キャラですが・・・・

 

第50話 「柱」の子孫たち(2)

 

今給黎が、煉獄を言い返した事により、大多数の局長は

”鬼”の鬼跋特務隊への入隊に対して、賛成に傾いている

 

賢子、その状況を見逃さず

「煉獄局長、今給黎局長、両方の意見が聞けて嬉しい限りです」

「ありがとうございます」

「鬼と言えど元は人、なるべく保護をしようと考えていますが」

「隊員たちの事情を考慮して、裁断は局長や副長に委ねています」

「そして、鯖江皐月ひいては”鬼”を入隊させる事についても」

「各局長に意見を求めました・・・」

「私は、鯖江皐月、”人の役に立ちたいと決意している鬼”が」

「鬼跋特務隊への入隊が出きるようにしたいと考えています」

「もし、隊員になった鬼が、一般人・他の隊員に故意による障害を与えた場合」

「直ちに、私、知花賢子は自害し、鬼跋特務隊の指揮命令権及び」

「私の財産を、前身の鬼殺隊の子孫の方々に引き継がせます」

「どうか、お願い致します」

頭をテーブルに着けて、頭を下げる賢子

 

今給黎、煉獄含む、各局長唖然とする

 

煉獄局長、慌てて

「司令長官、頭を上げてください」

「何も、貴女の命を取ろうとは思いません」

ひと息いれ

「分かりました、知花司令長官の意思がそこまで固いなら認めざるを得ません」

 

今給黎含む、他の局長たちは、煉獄局長の言葉に腕を撫で下ろした

 

煉獄局長、更に言葉を付け加える

「ただし、実戦による入隊試験を受けさせて貰います」

「そして、鬼を死亡させた場合、誰も責任は問わない」

「逆に、人が鬼によって死亡した場合」

「知花司令長官は、”組織の権限”と”知花賢子所有の財産”を」

「鬼跋特務隊に譲渡して頂きます、どうでしょうか?」

 

各局長たち、一部驚愕、鬼殺隊・隊士の子孫の局長たちは”したり顔”をする

 

今給黎

「そんな条件、無茶苦茶でしょう」

煉獄

「今給黎局長」

「鬼を死亡させた場合は・・・」

「今さっき、”鬼を裁く法律はない”、”鬼の生殺与奪は特務隊にある”」

「とおっしゃいましたね、それと同じです」

「それと、人が死亡した場合の責任は、鬼を入隊させることを提案した」

「知花司令長官にあると思います」

今給黎

「いくら何でも行き過ぎだ・・・」

煉獄

「それが嫌でしたら、各局長が”反対”すれば良いし」

「例え、”賛成”になったとしても、鯖江皐月が辞退すれば良い」

今給黎

「ぐっ・・・」

 

賢子

「・・・・わかりました」

「その条件を加えて、”鬼”による鬼跋特務隊の入隊の仕組みを構築しましょう」

「各局長の皆さま、私に気を使う必要はありません」

「元々、その覚悟であったし、寧ろ、煉獄局長は譲歩して下さっています」

「自分が思った通りの賛否を上げてください」

 

各局長

「・・・・・」

 

煉獄京寿郎の”条件付き”付による、鬼が入隊するの仕組みを

各局長の賛成多数で取り入れることになった

 

回想終了

 

支部の食堂

 

今給黎

「・・・・っと言う訳だ」

陽壱、武市、実那の3人、沈黙する

「・・・・・」

最初に口火を切った陽壱

「それって、煉獄局長の知花司令長官に対しての嫌がらせじゃないか」

実那

「そうですよ~」

「知花司令長官、みんなに気を配りながら、鬼跋特務隊の維持に頑張ってるですよ」 「それに、一生懸命頑張っている、皐月が可哀そうです・・・」

武市

「でも、”隊員候補生”と言うの、煉獄局長は認めましたね」

今給黎

「知花司令長官の最後の抵抗で」

「”隊員候補生”と言う試用期間の隊員の仕組みを提案したのですよ」

「勿論、煉獄局長を先頭とした”所謂・子孫組”局長5人は反対したが」

「大多数の局長は賛成してくれて、採用となりました」

武市

「なんか、”所謂・子孫組”と、今まで鬼の存在を知らずに入隊した”新参組”が分かれた感じになって」

「派閥争いをしてる感じだな~」

今給黎

「過去に”新参組”に、冷遇された過去に対してのシコリは残っています・・・」

「それに”所謂・子孫組”の気持ちも解らんでもない」

「1000年以上掛けて、やっと鬼の始祖”鬼舞辻無惨”を滅ぼしたのに」

「母の鬼刕華の命令とは言え」

「無惨の細胞で”鬼哭院御前”を誕生させてしまったからね」

「それに対する、知花司令長官への恨みは相当なものだろうね・・・」

武市

「でも、知花司令長官との確執が終わったら」

「次は”新参組”がターゲットになるかもしれませんね」

「鬼跋特務隊が分裂ってことも・・・」

今給黎

「それについては、大丈夫でしょう」

「鬼跋特務隊が分裂すれば、どうなるかは、煉獄局長も分かるし」

「実際、分裂を防いでいるのも、煉獄局長のお陰でもあります」

陽壱、腕を組みながら

「う~ん、何だかな」

今給黎

「それだけ、組織運営は難しいって事ですね」

実那

「でも、皐月も、賢子先生も、挫けずに頑張って欲しいです」

陽壱

「陰ながら、応援しよう~」

武市

「そうだな!!!」

陽壱、武市、実那、大きな声で

「知花司令長官、皐月~」

「俺らが応援してるから頑張れよ~」

「お~~~~~」

 

3人、思い切り腕を伸ばして、賢子と皐月を応援した

周りの隊員たち、突然の大声でびっくりする

 

今給黎、3人に引きながらも

(3人は、本当に仲良しですね~)

あきられる

 

・・・・・

 

月夜の高層ビル

鬼跋特務隊本部、司令長官室

執務机に座って、業務をしている 戦闘服を着た、知花賢子

それらの業務を手伝っている同じく戦闘服を着ている

秘書と皐月

 

賢子

「秘書さん、お疲れさま」

「もう、夜ですし」

「根詰めると、倒れてしまいますよ」

秘書

「いえ!!」

「私は、まだ大丈夫ですよ」

皐月

「秘書さん、ここからが、あたしの番、任せて下さい」

秘書、涙目

「く~~、こんな時に”鬼”だったら、どれだけ良いか」

賢子、皐月

「本気で、”鬼”になったら駄目ですよ!!!」

秘書

「冗談ですよ・・・」

「それでは、皐月さん、お願いしますね」

皐月

「オッケー、任せて下さい」

 

秘書が、司令長官室を出ようとした時 ドアを叩く音がし

「東京支部局長の煉獄です」

「知花司令長官、よろしいでしょうか」

賢子

「煉獄局長、どうぞ入って下さい」

秘書、慌てて、コーヒーを淹れる

皐月もそれに付いていく

ドアを開けると、煉獄局長ともう一人の男性が入ってきた

鋭い目つきで、ポーカーフェイスをしている

そして静かな雰囲気が漂っている

 

それぞれ、お互いに敬礼し

 

賢子

「冨岡副長もご一緒でしたの」

「どうぞ、ソファーに腰を掛けて下さい」

煉獄

「いえ、直ぐに終わりますので大丈夫です」

賢子

「そうですか・・・・」

「では、ご用件をよろしくお願いいたします」

煉獄

鯖江皐月の鬼跋特務隊・入隊試験でお話に参りました」

賢子

「・・・・」

「もしかして、冨岡副長を連れて来られたのは」

煉獄

「そう、鯖江皐月の入隊試験の対戦相手です」

賢子

「いきなり、東京支部で一番の強者、冨岡義礼(とみおか・ぎれい)をですか」

「やりすぎでは・・・」

煉獄

鯖江皐月は、元・天地六傑鬼の1人、相手にとって不足はないでしょう」

賢子

「・・・・・」

横目で見ていた、皐月

気合を入れて

「賢子先生、あたしは大丈夫です」

「心配なさらないで下さい」

「絶対に、正式に入隊して、先生や実那と共に」

「鬼の始祖“鬼哭院御前と知花鬼刕華”を討ちましょう」

と、賢子を慰めた

賢子

「わかったわ・・・」

「皐月ちゃん、貴女を信じ応援するわ」

皐月

「うん、ありがとう、賢子先生」

 

煉獄

「では、決まりですね」 

「それでは、1週間後の夕刻に、東京の○○グランドを対戦場として」

「開始させて貰いますが、よろしいでしょうか?」

賢子

「はい、そのように進めて下さい」

煉獄

「では、失礼いたします」

 

煉獄と冨岡、司令長官室から出ていく

 

賢子

(本気で、皐月ちゃんを殺しにかかるみたいね・・・)

 

高層ビルから出ていく、煉獄、冨岡

煉獄

「義礼、お前の裁断で良いから」

「もし鯖江皐月が、鬼跋特務隊に不要なら殺してくれて構わん」

冨岡、ポーカーフェイスのまま

「了解いたしました」

 

 

つづく・・・・・

 

冨岡義礼(とみおか・ぎれい)36歳・・・・・原作23巻・現在編の冨岡義一の父

オリジナル・キャラです