熊さとの戯言

自分の体験などを雑記帳・備忘録として

オーガ・バスターズ 第39話

第39話 和解

 

あかねと、執事と双子メイドの兄妹鬼の攻防が続いていた

あかね

「なんやねん」

「連携とれすぎやろ」

執事の鬼

「いくら、戦闘力があっても」

「普通、3人の鬼に1人で立ち向かうのが、おかしいだろ」

「もう良い」

「さっさと、こいつを仕留めるぞ」

メイド姉妹

「はい、お兄さん」

メイド妹

「えい!!」

血鬼術「盾」が複数、あかねの周りを囲み

メイド姉

「や~」

血鬼術「矛」が「盾」に反射させながら、どこに飛んでくるのか分からない状態にし、あかねを混乱させて、その隙を狙って攻撃を仕掛けた

あかね

「矛が、盾に反射させて攻撃するから、何処に飛んでくるか、ワケわからんで~」

 

一方、あかねを見守る陽壱、武市

 

武市

「決して、自己満足を得たいが為じゃなく、兄さんの仇を取りたいが為に入隊したんだよ」

「1人よがりの戦い方は、陽壱の、鬼を庇うような考えが、命取りになると思っての事らしい」

陽壱

「・・・・あいつ」

あかね、矛を壊すが、すぐに新たな矛が現れるか、盾に遮られ、盾を壊わしたがいいが、また別の場所に盾が現れ、縦横無尽に襲いかかる

あかね

「こうなったら」

雷の閃光を纏った巨大ハンマーを地面に叩きつけ、一括で盾と矛を雷で破壊しようとしたが

執事の鬼

「させるか!!!」

あかね周りの地面から、

血鬼術「工具」の反射版が出現

地面の雷をあかねに向けて、跳ね返した

「ぐわっ~」

あかね、感電し身動きか取れなくなる

「くっくそ~」

盾と矛が交互に反射して、まるでバスケのドリブルしてるかのように、いつでも攻撃の体勢を整えている

執事の鬼

「止めを刺せ!!」

メイド姉妹

「はい!!!」

まさに、動くことの出来ないあかねを狙い、盾の軌道を変え、矛があかねの前に向かった直後 陽壱が、あかねの前を憚り、矛を破壊した

執事と双子メイドの3兄妹鬼 驚く

「!!!」

陽壱

「ったくよ・・」

「格好つけんじゃね~よ」

「あかねの事、武市副長から聞いたぜ」

あかね、武市の方を向く 武市、やれやれって感じで安心していた

陽壱

「お前、大変辛い目にあったんだな」

「1人よがりで協調性も無く、自己満足で鬼を討伐する奴と思った事、謝っとくよ」

「すまん・・・」

あかね、一瞬呆けたが、やがて笑顔になり 「まぁ、しゃ~ねえな~」

「ゆるしといたるわ」

陽壱

「そうか、ありがとう」

「これから、みんなで鬼3体を討伐するぞ」 あかね

「わかった、一緒にやったるで」

まだ、陽壱、あかねの周りに、複数の盾で囲っているため

執事の鬼

「鬼美子、矛を射て!!」

メイド姉 「はい!」

複数のほこを射ち、盾で反射しながら、陽壱、あかねを狙う

陽壱

「一気に盾と矛を破壊するぞ」

あかね

「オッケー」

陽壱の太陽の燃え盛る閃光のナイフ捌きと、あかねの複数の雷の閃光を纏った巨大ハンマーの大振りで 盾と矛が完全に破壊された

陽壱

「っしゃ~」

あかね

「やりぃ~」

執事の鬼、苦虫を噛みながら

「こいつら、今までの鬼跋特務隊の連中とは違うぞ」

メイド姉

「一時撤退する?」

メイド妹

「でも、鬼跋特務隊全員、皆殺しも命令でしょ?」

執事の鬼

「逆に考えれば、こいつらから先に始末すれば、後は楽に支部を滅ぼせる」

「先に、こやつらから、血祭にあげるぞ」

メイド姉妹

「はい!!」

臨戦態勢を取る、執事と双子メイドの3兄妹鬼

 

メイド姉が「矛」を使って陽壱、あかねを攻撃、 それを躱し、受けを繰り返し

執事とメイドの3兄妹鬼に攻撃

メイド妹「盾」使い、陽壱、あかねの攻撃から、3兄弟の身を守る

メイド姉妹が攻撃、防御が出来ない処を、執事の鬼の色んな「工具」を使って

フォローをする

 

陽壱

「あいつらの連携のとれた戦い方を崩すには、先にメイドの2人を倒すしかないか」

あかね

「そうやな~」

「あたいは、盾のメイドを倒すわ」

陽壱

「オッケー!!」

 

それぞれ、バラバラに攻撃してたのを、陽壱がメイド姉、あかねがメイド妹を個別攻撃に切り替えた

その様子を見ていた、武市

「やっと、あの二人仲直りしたか」

「わしも参加しなくては」

執事の鬼

「個別攻撃に切り替えたか・・・」

「工具」チェンソー2台、出現させメイド姉妹と陽壱・あかねに割って入る形で攻撃を仕掛けた

陽壱、あかね、チェンソーを相手にしなければならず、執事の鬼どころか、メイド姉妹にも届かなくなる

陽壱

「なんなんだ!!」

「あの執事の鬼、メイドに守られてると思ったが、違ってたのか」

あかね

「なんでやねん!!」

「上手い事行くと、思ってたのに」

陽壱、あかねが「工具」チェンソーと相手にしてる間

執事の鬼

「今度こそ、あの二人を仕留めるぞ」

「鬼美子、あの二人に「三又の矛」放て」

「鬼美恵、もしものための「三又の矛」を、「巨大盾」でフォローしろ」

メイド姉妹

「はい!!お兄さん」

メイド姉、「三又の矛」2本出現、陽壱、あかねを狙い発射

メイド妹、「巨大盾」を2枚、フォロー体制をとる

 

陽壱、あかね、「三又の矛」に気づき避ける、避けられた「三又の矛」を、「巨大盾」が、2人に軌道修正するため、反射させ再びねらう

 

その時、流星が飛んできて、三又の矛を破壊、そしてチェンソーも破壊した

「わしもいること忘れてないか」

陽壱、あかねの前に、ナイスガイを決める武市が現れた

陽壱

「武市副長!!」

「ナイスフォロー」

あかね

「武市さん・・・」

「今まで何してたん?」

武市

「お前たちの助ける隙を伺ってたんだよ」

あかね

「それにしては、遅いやん」

武市

ぐぬぬぬ・・・」

陽壱

(あかねのやつ、過去の話しゃべったお返しの嫌味だな・・・)

武市

「わしが、執事の鬼をけん制するから」

「陽壱、あかねは、それぞれのメイドの鬼を討伐せよ」

 

陽壱

「了解!!」

あかね

「オッケー!!」

 

それぞれ、陽壱たち、3兄妹に個別攻撃をしかける

 

執事の鬼

「くっ!!」

(媧歌妃さまを助ける為にも、ここで死ぬわけにはいかない)

(そして、妹たちを死なせる訳には・・・)

 

メイド姉妹の動向を見ながら、戦わなければならず不利に立たされている

執事の鬼

「これでもくらえ!!」

「工具」複数のグラインダーの刃を出現させ武市に発射

武市

「そりゃー!!」

彗星の閃光を纏ったグローブで連打ストレートで破壊

執事の鬼、メイド姉妹が気になり集中できないでいた

武市

「何をよそ見をしてるんだ?」

執事の鬼にフックを掛ける、寸ででよけ、「工具」座グリドリルの先を

手に纏い、ストレートを仕掛ける、武市よける

「お前も、ボクシングするのか?」

執事の鬼

「なにも、超能力だけが能じゃないぜ!!」

武市と執事の鬼のファイティングが始まった

 

一方、メイド姉妹と陽壱・あかね

メイド姉、「三又の矛」を持ちながら、陽壱と攻防

メイド姉

「くっ!!」

陽壱

「なかなかやるじゃないか・・・」

「だが、動きがまるで素人だぜ!!」

矛で突いた処を、カウンターで、メイド姉の首を狙う陽壱

メイド妹

「鬼美子、危ない!!」

メイド姉の首の傍に小さな盾が出現し、陽壱の攻撃を防ぐ

陽壱

「くっ!!」

メイド姉、「矛」を地面から出現し陽壱目掛け、発射

陽壱、上体をそらし躱す、そして後ろに下がり間合いをとる

メイド姉

「鬼美恵、ありがと」

陽壱

「簡単にはいかないな」

 

メイド妹、「盾」駆使して、あかねの攻防を躱し、受けながら

「盾」を武器に戦う

あかね

「なかなか、守りが堅くて隙がないで」

メイド妹

「なんなの、この人・・・邪魔よ!!」

「盾」をあかねに向かい、突進させ距離を取ろうとしたが、避けられ

その踝で、ハンマーを大きく振り上げ、メイド妹に突撃

「覚悟しろや!!!」

メイド妹

「ひっ!!!」

その時、あかねの横から「矛」が飛んできて、メイド妹への攻撃を止める

あかね後ろに下がり、距離を置く

メイド姉

「鬼美恵、大丈夫」

メイド妹

「うん、ありがと」

 

陽壱・あかね、メイド姉妹、お互いに臨戦態勢をとる

 

陽壱

「そろそろ、決めるぞ!!」

あかね

「おー任せろや」

 

それぞれ、日の呼吸の型、雷の呼吸の型の、最大の必殺技を

メイド姉妹は、先に4つの刃のついた「矛」を二本発射、

その矛を、陽壱・あかねが破壊、次は、棘のついた「盾」2枚出現

それも破壊され、メイド姉妹に差し迫った時

「妹たちを殺させてたまるか!!!」

陽壱・あかねの前に、「工具」巨大な常盤が出現、阻んだ

執事の鬼

「あっ危なかった、助かった」

メイド姉妹、執事の鬼を見て

「お兄さん・・・」

「え!!!」

メイド姉妹を見た、執事の鬼の胸の辺りが大きく抉られていた・・・

 

 執事の鬼が妹たちを守るため、血鬼術を掛けた隙を付かれて、武市の彗星の閃光を纏ったフックが、胸を抉ったのであった

 

つづく・・・