熊さとの戯言

自分の体験などを雑記帳・備忘録として

オーガ・バスターズ 第34話

題名を、鬼滅の刃を使って、戯言小説から、

「オーガ・バスターズ」に変更しました

投稿小説サイト・ハーメルンにも連載しています

よろしくお願いいたします

 

第34話  ある俳優の死

 

陽壱所属の特務隊支部

会議室

○○駅前、大量虐殺事件が起こった、そこから鬼の分泌物(血液)がオーガ・チェイスに反応・記録され、鬼による犯行と断定

 

本部から、それが出来る鬼を特定、写真と共に個人情報を隊員たちに発表した

 

美郷媧歌妃(みさとかがひ)

1960年代に、一世を風靡した歌姫で、ファンに顔を傷つけられた事により引退し、世間から姿を眩ました 鬼になった美郷媧歌妃は、御前の最強の鬼、天地六傑鬼のNo.3で、血鬼術は「歌」だと

 

陽壱

「流石、知花司令長官」

「犯人の鬼の”血鬼術”まで分かるなんて、御前の方に所属しただけあって情報量すごいなぁ」

隣の隊員

「あの、御前の懐刀で、経済界を影で仕切っている知花鬼刕華の娘とは言え、そうそうこのような情報は手に入らないと思うぞ」

あかね

「所詮は、親の七光りやろ」

「オカンから情報を貰ってるに決まってるやん」

「第一、鬼が何で人の味方するんやろね~」

陽壱

「司令長官のビデオレター、見てないのか?」

あかね

「だからって何、鬼は鬼らしく人と対立しときや」

「鬼が人に馴れ馴れしくしなや」

陽壱

「お前、一体なんだよ」

「さっきから難癖つけてよ」

隣の隊員

「もう、やめなよ」

「会議中だぞ!!」

武市、自分の席から 陽壱、あかねが言い合ってるのを見て

(どうして、陽壱とあかね、仲良くしてくれんのかな?)

説明している、今給黎局長

「日比野陽壱、道明寺あかね」

「何を言い争っているのです」

「静かに出来ないなら、ここから出ていってくれないでしょうか?」

陽壱、あかね黙り込む

あかねが悲しい顔をし、ぼそっと

「・・・だから、騙されて殺されんねん」

陽壱、あかねの悲しい横顔が気になるが それよりは、ムカつきが大きいため、何も気にはならなかった

 

・・・・・

 

夜の街中 陽壱たちが、オーガ・チェイスを使って、媧歌妃を追跡していた

陽壱

「せめて居場所さえ分かれば、解決は早いのですけどね」

武市

「居場所は、蘆屋道鬼って言う鬼の異空間の術で棲家ごと隠せるらしいっと会議で言われたからなぁ」

陽壱

「あの時、あの鬼を倒せたら」

「こんな面倒な事しなくて良かったですね」

武市

「あれは仕方無いだろ」

「知花鬼刕華が出てこられたら・・・」

あかね

「えっ、知花鬼刕華って最強の鬼を傷つけた隊員って、あんたの事やったんか?」

陽壱

「だから、何よ?」

あかね

「別に・・・」

陽壱

(よく、突っ掛かって来るな・・・)

ゴーグルから、通信が入る

「○○付近で、複数による暴行事件が発生」

「鬼は、寸での処で逃げられた・・・・・」

「✕✕付近で、複数による殺傷事件が発生・・・・」

陽壱

「何でこんなに事件が起こるんだよ~」

歌を唄い、ビルの屋根を跨ぎ、小踊りしながら走っていく、媧歌妃

「フフフフ・・・・」

「何時見ても、ゾクゾクするわ~」

「あちこちで、殺しあいが続いて、鬼跋特務隊も大変ね~」

「どんどん、疲弊して頂戴ね」

「疲弊した後は・・・・ここの住民を使って・・・・」

媧歌妃、不敵な笑みを浮かべ 住み処へと帰る

 

・・・・・

 

媧歌妃の西洋屋敷

 

玄関ホールで 

 

執事の鬼

「媧歌妃様」

メイドの姉鬼

「お帰りなさいませ」

メイドの妹鬼

「処女の血の御風呂の用意できました」

媧歌妃

「ご苦労、先に御風呂に入らせてもらうわ」

「鬼郎、イケメンは確保してるかしら」

執事の鬼=鬼郎

「はい、すでに、地下牢に閉じ込めています」

「本日は、白人でございます」

媧歌妃、舌なめずりして

「風呂の後にいただくわ」

バスルームにて

メイドにドレスを脱がせてもらい、血の風呂に浸かり

「ふ~これで一段と肌が綺麗になるわ~」

風呂に上がったあとは、キャミソールに着替え

地下牢に行き、イケメンを歌で惚気させ

「ぼうや、あたしが気持ちよく天国に行かせてあげるわよ」

豊満な胸の谷間が割れ、大きな牙の口が開き、惚気たままの

イケメンは、その口に誘われるがまま、入り込み

断末魔もなく、ボリボリと食べられた

「ふ~美味しかったわ」

「ごちそうさま」

「たまには、違う人種を食すのもいいわね~」

ご機嫌の媧歌妃

そのあと、居間(パーラ)のソファーでリラックスモードに入りながら

血のワインを飲みながら、テレビから媧歌妃が起こした事件の報道を見て

「やっぱり、ぞくぞくするわ~」

胸と股間を手に付け、卑猥な行為をしだした

その時、ある色気のある年老いた俳優の死去のニュースが流れた

その俳優を見て行為をやめ、目を見開き、テレビを凝視した

「・・・・なんで」

 

その俳優は、人間時代、鬼になって暫くの間、一途に愛した男性であった

今でも愛していて、陰ながらその俳優を応援していた

 

大学生の頃に出会い、苦手な人見知りを一緒に直してもらい、

全面的に歌の応援してもらい

唯一の女として大きな愛情を貰っていた

そして、顔に傷をつけられ、それが原因で鬼になっても

ずっと変わらず愛してくれた男性

「・・・・そんな」

 

鬼になって、愛する男性(死去した俳優)に抱かれてる時は、いつもその傍に

柘榴(食人要求を抑える事が出来る)を置いていた

何故なら、オーガズムに達する、また満足すると

まるでカマキリの様に、相手を食い殺してしまうためである

 

(これが、第32話に出てた、実那の皐月の恋バナの話を賢子が

はぐらかした理由である)

 

ある日、たまたま柘榴を忘れたまま、2人は愛し合っていた

事が終わる直後、媧歌妃が食人衝動起こし、柘榴を探したが無かったため

俳優を襲おうとした時、咄嗟に自分の腕を噛み衝動を抑えようとした

その時、俳優は優しく、媧歌妃を抱き寄せ

「顔の傷のためでなく永遠の美しさの為に鬼になったんだろ・・・・」

「自分を傷つける位なら、この俺を食い殺せ」

「愛してるお前に食われても、なんの後悔もない」

「だから、我慢するな・・・・」

腕を噛みながら、涙を流し俳優に身を委ねた

もう、これ以上、愛する男性に迷惑を掛けたくなく、自ら姿を晦ました

 

そして、その男性に嫌われるが如く、残酷・非道な所業を繰り返し

御前の最強の鬼・天地六傑鬼のNO.3まで上り詰めた

「うわ~~」

「頼孝(よりたか)~~」

媧歌妃、顔を手で覆い、大声で泣き叫んだ 

 

つづく・・・・・