熊さとの戯言

自分の体験などを雑記帳・備忘録として

鬼滅の刃をつかって、戯言小説(30)

第30話  鬼への経緯

 

山道の人気の無い道に、ワゴン車が留まる

出てくる、男3人組

1人の男が、身体中がボロボロになって放心状態の皐月を持ちあげ

男1 

「そ~れ」

そのまま山道の崖に皐月を突き落とした

男2

「あの女、可哀想だな」

「散々、俺たちに暴力や輪姦された挙げ句、最後は崖に突き落とすって」

男3

「うわ~よく言うわ」

「罪悪感0だろ」

男2

「ばれた~」

男3

「あの女の絶望した顔~」

「ホントに見物だったぜ~」

男1

「また、しようや」

「じゃ~帰ろうぜ~」

ワゴン車に乗り込もうとしたとき、

「おっと!!」

「お兄さん方、これはどう言うことかな?」

男3人組、声の方向へ向くと

たばこを咥えた、やさぐれた感じの男が立っていた

目には、右に”地傑”左に”一”と刻まれていた

男3人組、その男を囲み

「あ~あ、要らんとこ見られたなぁ」

「殺しちゃおうぜ」

 

・・・・・

 

崖の下

皐月 顔、手足がぐちゃり、もう虫の息であるが

(もう、死んじゃうの?)

(なんで、こんな目に遇うの?)

(実那に会いたいよ)

(まだ死にたくないよ~)

 

その時、

「まだ、生きたいか?」

「そして、お前にした仕打ちの報復をしたいか」

皐月の横に、御前がたっていた

皐月

(誰なの?だれでもいい)

(生き返させてよ・・・)

(あたしをこんな目にした奴らに仕返ししたいよ・・・・)

残った力で、コクりと頭を振る

御前

「いいだろう」

「こんな状態でも生きようとする奴は嫌いではない」

皐月の額に、御前の人差し指を突き刺し血を分けた

皐月、苦しみだす

御前

「お前の生きる事への執念を見せてくれよ」

 

・・・・

 

男3人組、手足の腱を斬られ動かない状態で

「もうやめて下さい」

「勘弁してください」

煙草を咥えた鬼

「もう、そろそろかな?」

異空間の扉が現れ、御前と鬼となった皐月=殺罪鬼が登場した

御前、子羊の様に震える男3人を見て

「ほうこの屑どもが、殺罪鬼に凌辱を与えた奴だな」

「殺罪鬼よ、如何様にも報復してやれ」

 

殺罪鬼

「・・・・・」

爪をたて これから襲いかかろうとした時

 

煙草の鬼

「少し、お待ちください」

御前

「どうした?祗園」

煙草の鬼=祗園

「こいつらの他に、共犯者がいてるんでさ~」

「それに、場所変えましょうや~」

 

・・・・・

 

廃工場内

 

ソファーに座る、御前

その横に、蘆屋道鬼、祇園が立っている

 

廃工場内のその真ん中に、殺罪鬼を陵虐した男3人

その男どもに依頼した、以前殺罪鬼を虐めていた女4人

が、振るえながら座り込んでいた

 

その7人の前に、殺罪鬼が仁王立ちしていた

「もう、しませんから許してください」

「皐月、こんなことしたら罪になるよ、やめなよ・・・」

口々に、命乞いをする

 

殺罪鬼、冷たい目線で

「あたし、以前ゆるしてって言ったけど」

「やめなかったよね・・・」

 

手の爪が伸び、襲い掛かり

これでもかってほど、虐殺を行った

もう周りは、散々たる肉片や血糊がまき散らしていた

 

御前、手を叩き、

「殺罪鬼よ、見事だ」

「今後とも、そのように私に尽くしてくれよ」

殺罪鬼、跪き

「ありがたき、幸せです」

御前

「うむ」

祇園よ、当分」

「殺罪鬼の面倒をやれ」

祇園

「承知いたしました」

御前、道鬼とともに、異空間を使って、自分の屋敷に帰る

 

殺罪鬼が虐殺した、7人の遺体は、皐月の通っていた高校の門前に置かれた・・・

 

・・・・・

 

現在、陽壱たちと戦っている殺罪鬼

 

殺罪鬼、ある事に気づく

陽壱、武市は自ら傷つきながら、実那を守るように攻防を続けている

実那は、血鬼術のナイフを打ち落とすことに専念している

そして、なにより殺罪鬼を傷つけようとしない事に

 

そのことにイラっときて、攻撃をやめ

殺罪鬼

「今さっきから、あたしの攻撃のみ受け止めて」

「あたしを、傷つけようとしない」

「一方的にやられてるじゃん」

「あんたら、一体何考えてるのよ!!!」

 

実那、一旦陽壱、武市の顔を見た後

実那

「皐月、お願い」

「どうしても話を聞いて欲しいのです」

 

殺罪鬼

「・・・・わっわかったわよ」

「一体何なのよ」

 

実那

「私たちの処に帰るです」

「鬼の世界から抜け出すです」

 

殺罪鬼、笑いがこみ上げ

「あはは・・・」

「何言ってるの、実那」

「鬼の世界から抜け出すってどうやって?」

「あたし、鬼なのよ」

実那

「知花賢子を知ってですね?」

殺罪鬼

「人の味方した、知花鬼刕華の娘鬼だよね」

実那

「その人が、御前のコントロールから解放するワクチンを開発したそうですよ」

殺罪鬼

「うそよ・・・」

「そんなこと出来る訳ないでしょ・・・」

実那、皐月のその言葉で、鬼の世界で生きることが嫌なことを確信

実那

「本当ですよ」

「直接、本人にメールで聞いたから・・・」

殺罪鬼

「・・・・・」

「でも、あの方に恩義があるの」

「裏切れないわ・・・」

構えだす殺罪鬼

 

実那

「本当に無理なの・・・・」

殺罪鬼

「・・・・・」

 

その時、ゴーグルから通信が・・・

それは、局長からである

今給黎

「そのまま、聞いてくれ」

「いま、知花司令官と共に現場に向かっている」

「理由は後で言う、決して味方に引き寄せる説得をするな」

「30分位粘って欲しい以上」

通信を終わらせた

実那

(知花司令長官が向かっている)

(味方にする説得するな?)

(30分粘る?)

(何か、あるって事ね)

「皐月、分かったです」

「人と鬼は相容れないですね・・・」

 

殺罪鬼

「どちらも交渉決裂ね・・・」

実那

「・・・・そうですね」

『武市副長、陽壱先輩』

『あと30分お願いです』

 陽壱、武市

『了解!!』

 

 3人、臨戦態勢を取る

 

殺罪鬼、指を鳴らす

背中から、2体の黒い狼が飛び出て

殺罪鬼の前に現れた

「長々と戦う訳にはいかないわ」

「一気にかたをつけてあげる」

 

陽壱

「そういえば、以前戦ってた時、こんなの出ていましたね」

武市

「あ~わしも見たよ・・・とにかく、やるしかないな」

実那

「・・・・・」

(皐月、必ず助け出してあげるです)

 

つづく・・・・・