熊さとの戯言

自分の体験などを雑記帳・備忘録として

鬼滅の刃をつかって、戯言小説(13)

ここで、やっと主人公の経歴がかけるよ・・

また、下手な戯言小説はじまるよ

 

第13話  人生のふりかえりと、入隊のきっかけ

 

病室、ポツンと独り

ベッドの上で常時全集中の呼吸の練習をしながらも、なまった体を早く動かしたいと

うずうずしている陽壱

陽壱、目を瞑り、リラックスしながら

「すぅ~」

「はぁ~」

でも、どうしても体を動かしたく

中々集中出来ない

しまいには、ギブスした手足をバタバタして

「早く身体動かしたい~」

たまたま、通りかかった看護師に

「日比野さん、安静にしてください」

注意を受ける

すっかり拗ねた陽壱であったが

「まぁ、仕方がないか・・・」

現状、常時全集中の呼吸の練習しかないと諦める

 

ふと、いままで何してきたかな、と

急に人生を振り返ってみた

 

回想開始

 

サラリーマン家族の一人っ子として誕生

父が、空手をしていたので 物心がついた頃に父から学ぶ

陽壱の父

「武術は、自分を強くすることもあり、弱いものを守る為にもあるんだよ」

幼少の頃の陽壱

「うん!!」

 

父は、少々お人好しで、困ってる人を助けてしまい、いつも損ばかりしている

そんな父を母は困っていたが、陽壱にとって尊敬できる存在だった

 

覚えが早く、幼少から頭角を現す

大会に出て、優勝する陽壱、トロフィーを授与される

父母に抱かれ、喜び合う陽壱一家

 

そして、色々な格闘技を知り

陽壱

「空手だけでなく、色んな武術があるんだ・・・」

「お父さん、お母さん」

「ほかの武術も学びたいよ」

色んな武術を学んでみる

 

小学3年生になると、無手の格闘技だけでなく

武器を使った武術の興味を持ち、近くの剣術道場に入門する

師匠

「今日から入門してきた、日比野陽壱君だ」

陽壱

「よろしくお願いします」

道場の生徒たち

「こちらこそ、よろしくお願いします」

師匠

「お~い、隆影」

師匠の処に駆け寄り

隆影

「はい、師匠」

「なんでしょうか?」

師匠

「お前の初めての後輩が出来たぞ」

「お前、ちゃんと面倒をみろよ」

隆景

「はい、わかりました」

「お前、日比野陽壱だったな」

「俺の名は、連目隆影(れんもく・たかかげ)だ」

「よろしくな」

陽壱

「うん、隆影さん」

2人握手を交わす

その道場の2歳年上の兄弟子・隆影と出会う2人は意気投合し

(一緒に帰ったり、寄り道、遊びに行ったりしているうちに仲良くなる)

 

2人で素振り、足捌きの練習や打ち合いなどして、お互いに切磋琢磨した

いつしか、陽壱は、隆影の事を(本当の兄の様に慕い懐き)「隆影兄さん」と呼ぶようになる

打ち合いする2人

陽壱

「えい!!」

隆影

「やー!!」

陽壱

「とー!!」

隆影

「そりゃー!!」

陽壱、隆影に打ち負かされる

陽壱

「参ったよ、隆影兄さん」

隆影

「こらこら陽壱、こんなんで参るなよ」

「お前はこんなではないはずだ」

陽壱

「隆影兄さんが強すぎるんだよ」

隆影

「陽壱、誉めても何も出んぞ」

笑い合う2人

 

ここでも陽壱は頭角を現し、周りから称賛されるが、隆影は普段どおり接している

(周りから称賛される中でも、普段どおり接してくれる隆影を益々慕い懐く)

周り

「いいぞ~陽壱」

「もしかして、兄弟子の隆影より強いじゃないの」

陽壱

「そんなことないよ、隆影兄さんの方が強いよ」

 

・・・・・・

 

隆影

「そう、気負うな」

「陽壱、俺より強いことは悪いことではないぞ」

「俺もすぐに追いつくから安心しろ」

陽壱

「まだ、隆兄さんの方が強いよ」

隆影

「そうかい?ありがとう」

「それと、稽古付き合ってくれ」

陽壱

「うん、わかった」

「いっぱい稽古しよう」

 

 陽壱が高校生活が終わる頃、免許皆伝の仕合では陽壱は隆影に負ける

陽壱

「おめでとう」

「やっぱり、隆影兄さんには、なかなか勝てないわ」

隆影

「陽壱、ありがとう」

「いい勝負だったな」

「ここまで打ち込めるの、お前だけだぞ」

陽壱

「隆影兄さんに、ここまで言われるの」

「俺、うれしいよ」

隆景

「そうか・・・」

笑顔で答えてくれていたが、何故か浮かない顔していたのは、覚えていた

陽壱

(どうしてだろう・・・)

大学生になった陽壱、高校を卒業して社会人になった隆景、お互いに忙しくなり

会って、稽古をなどをする機会が減り、剣術道場が閉鎖してから一時疎遠になる

 

・・・・・

現在、病室にて

陽壱

「そういや・・・」

「隆影兄さん、どうしてるかな?」

・・・・・

 

大学卒業後は、自衛隊に入隊

(弱者を助けたいって理由で・・・)

陽壱の能力が人より抜きん出たためか、回りから省かれる

居場所が無くなった陽壱は、自衛隊を辞め

(その事については余り気にしていない)

 

海外でボランティアする組織に入り、世界の貧困街や難民キャンプ等で活動する

特に、子供達の世話をしていた それが苦にならず、むしろ楽しんでいた

子供たちとサッカーをしたり、小さい子供に絵本を読んであげたり等

陽壱自身、子供好きと言う意識が無かったが、ここで目覚める

 

ある日

陽壱が、ボランティアしていた難民キャンプに

テロリストが襲いかかってきた

 

陽壱たちは、難民たちを避難させたが

子供たちがテロリストに拉致されるのを見る

たまらず、陽壱はそのテロリストを倒し(素手で)子供達を救う

陽壱の戦闘を見ていた、他のテロリストが次々と陽壱を襲う

咄嗟に、倒したテロリストのコマンドナイフを取り出し立ち向かった

*そこは”マシンガン”だろの突っ込みは無しね・・・

今まで学んだ格闘技、自衛隊で鍛えた訓練の経験

そしてナイフを使った自己流の捌きで

次々とテロリストたちを倒していく

 

陽壱の戦闘能力に恐れた テロリストたちは、引き上げた

やがて、その国の政府軍により難民たちは保護される

 

政府軍に依頼されていた傭兵団にスカウトされ各戦場を駆け回る

陽壱の所属した傭兵団は自衛隊時代と違い、省かれる事がなく居心地がよかった

 

色々な人間模様、世の理不尽な状況でも懸命に活きる人々の姿を見ながら

(いつもそれに振り回される子供たちをみて・・・)

傭兵生活を送る

 

陽壱の父の訃報聞き、一時帰国する

父の法事が終わった頃

 鬼跋特務隊の局長・今給黎雅彦(いまきゅうれ・まさひこ)からスカウトされる

鬼の存在と言う事が信じられず、一度は断る

 

この時、陽壱のいる地域に数件の子供が行方不明事件が起こっている

 

数日がたち、夜、川辺で陽壱がランニングをしていると

人成らざる者と戦闘服を着た3人が戦っていた

既に2人は、再起不能状態で1人で苦戦している処であった

その隊員が、のち陽壱の上司になる武市武雄(この時は1隊員だった)だった

 

一瞬、戸惑ったが 人成らざる者が、鬼

それと戦っている者が、鬼跋特務隊の隊員と理解

武市が鬼にやられそうになる

陽壱、武市を助ける為に 鬼の頭を狙い飛び蹴りをいれる

鬼は吹っ飛び、 陽壱は、武市に声をかける

「大丈夫ですか」

武市、驚き

「君、そんな処にいたら危険だ」

「下がりなさい」

陽壱

「そんな事はどうでもいい」

「使えそうな武器はないですか?」

陽壱、回りを見渡す

倒れていた隊員の手に、剣があったので、それを拾い

すぐに、鬼に立ち向かう

最初は、鬼は素早く中々ヒットしないし、避けるのも精一杯だったが

次第に慣れてきて、徐々にヒットするようになる

 

やがて、その鬼の胴体を致命傷となる傷を負わせるが、

すぐに治る事に驚愕

陽壱

「なんだ、こいつは?」

「すぐに傷が治ったぞ」

武市

「首を狙え、首を斬り落とすと鬼は死ぬ」

陽壱、一瞬「?」が付いたが、今は、武市の言う事を聞き

鬼の首を狙い戦う 鬼も、自分の首を守りながら 陽壱と戦う

陽壱は、鬼の攻撃パターンを見抜き、隙を付き鬼の首を斬り落とす

息切れし、鬼が崩壊するのを見ながら

「本当に、鬼はいたんだな」と呟いた

武市

「どなたか分からないが」

「危険な中、私達を助けてくれて、ありがとう」

陽壱

「いえ、身体が勝手に動いただけです」

武市

「それにしても、君は凄いね」

「とてもじゃないが、素人じゃない、何をしてたんだい?」

陽壱

「そんな事より、怪我した隊員の保護をしましょう」

武市

「あっそうだったな」

怪我した隊員を応急措置した後、鬼跋特務隊専用の救急治療車に乗せ搬送した

武市

「これでやっと、子供たちが安心して暮らせるな」

陽壱

「えっ?子供たち」

武市

「知ってるだろ?」

「ここの地域で子供たちが行方不明になってるの」

陽壱

「たしか、報道されていて」

「異常者の犯行だとか」

武市

「その犯人が鬼で、子供たちを拐っては食い殺していたんだよ」

陽壱

「何ですって・・・」

子供好きの陽壱にとって聞き捨て出来ない事柄だった

武市

「鬼は、人を主食としている」

「しかも、女・子供がよく狙われるんだよ」

「実は、わしの嫁も鬼に食い殺されたんだよ」 ぐずる武市

陽壱、怒りに似た感情もつ

「・・・・」

 

のち、今給黎を通して鬼跋特務隊に入隊

子供たちを鬼から守るために・・・・

今給黎

「今日から入隊してきた隊員を 紹介します」

陽壱

「日比野陽壱と言います」

「よろしくお願いします」

武市

「あっあの時の」

今給黎

「武市君たちを助けてくれたっていう人とは」

武市

「はい、この方です」

今給黎

「日比野君、本当にありがとう」

陽壱

「いえ、正しい事をしたまでです」

今給黎

「武市君、丁度副長に昇進したことだし、日比野君とチームを組んではどうか?」

武市

「日比野君が、引き受けるなら大歓迎です」

今給黎

「日比野君、どうかね?」

陽壱

「私は構いませんよ」

今給黎

「じゃ、決まりですね」

武市

「私の名は、武市武雄」

「これからもよろしくな」

握手を求める

陽壱

「陽壱って呼び捨てで構いません」

「こちらこそ、よろしくお願いします」

握手を交わす

 

その一年後

碓氷実那

「あたし、実那」

「武市副長、陽壱先輩」

「よろしくです~」

 

後、陽壱・武市・実那の名チームは、他のチームから一目置かれる

 

回想終わり

 

 

陽壱 、うとうとと、そのまま寝てしまった

 

続く・・・・・