熊さとの戯言

自分の体験などを雑記帳・備忘録として

鬼滅の刃をつかって、戯言小説(12)

過去の戯言小説読んでみて思ったことは、登場人物の

感情移入出来る処、書いてなかったなあ~

反省しきりです・・・・

読みずらいのに読んでくれてありがとうございます

また、始まるでございます

 

第12話 病室にて

 

鬼跋特務隊が所有する 病院の1室

全身打撲、足と腕の骨折(手足にギブスあり)した

陽壱、ベットに横たわって 呆けている

最強の鬼である、知花鬼刕華に

傷を負わせたのが、嘘みないな感じと

どうやってナイフから閃光を纏うことが出来たのか

解らず仕舞いで

頭の整理が着いていなかった

そこへ、 武市、実那が御見舞いにやってきた

武市

「よっ」

「陽壱、具合はどうだ」

実那

「先輩、大丈夫ではないですね・・・」

陽壱

「よくわからないです」

武市

「はっ?」

実那

「どっか頭打って」

「解らなくなったですか?」

陽壱

「そんなわけないだろ」

「ただ・・・・」

武市

「ただ?」

陽壱

「戦いながら、全集中の呼吸を継続すると」

「武器から閃光が纏って」

「とんでもない破壊力が増すんだよ」

実那

「武器からビーム出たりですか?」

陽壱

「・・・そんな感じかな」

武市・実那

「え~」

実那

「武市副長」

武市

「なんだ?」

実那

「先輩、やっぱり どっか頭打ったみたいです」

武市

「そのようだな」

陽壱

「お~い」

「聞こえてますが~」

武市

「冗談はそれくらいにして」

陽壱

(冗談には聞こえんかったぞ)

武市

「陽壱、毎度ながら凄いじゃないか」

「3人の上位の鬼を退けるなんてな」

陽壱

「多分、相手は本気だしてなかったと思うし」

「向こうの隊員も一緒に戦ってくれたし」

実那

「またまた、謙遜しちゃってです~」

その3人の談笑しているあいだに

いつのまにか1人の男性がたっていた

武市

「最強の鬼を、倒してないとは言え、傷をつけたんだろ」

「それだけでも凄いじゃないか」

実那

「そうですよ、先輩」

陽壱

「そっそうかな?」

後ろから

「そろそろ、宜しいかな?」

3人、一斉に声の方へ向く

3人驚愕

「今給黎局長~」

今給黎

「君たち、本当に仲が良いですね」

武市

(この人、気配消すの旨いから、何時も驚かせるよ)

 

そこから、3人とも病室にある椅子に座り

 

今給黎

「日比野陽壱」

「今回の任務も、無事に帰還出来て本当に良かったよ」

「ご苦労様です」

陽壱

「いっいえ」

今給黎

「それだけでなく」

「鬼に関する情報を多数出来たことを」

「知花雄次って鬼に、感謝しますよ」

陽壱

(えっ?俺じゃなく・・・・)

今給黎

「これらの情報は一旦、上の公安調査庁にあげてから、

都道府県・鬼跋特務隊支部に降りるのだけど」

「その前に」

「武市副長、日比野陽壱、碓氷実那に先に話そうと思う」

「陽壱と向こうの隊員のゴーグルの記録とその補足としての調査で解った事は」

「あの大人物が、まさかの鬼の首魁だった事が判明したのです」

武市

「とっ言うと」

今給黎

「君たちもよくご存じの通り」

「政財界の影のドンと謂われる、浄界門会会頭・鬼哭院御前」

「あと、この国に必要な幾つかの会社を束ね経済界では裏の女皇と謂われる・知花鬼刕華」

「その知花鬼刕華は、浄界門会の事務局長も兼ね、御前の懐刀と言われている」

実那

「あたしも、その人たち」

「よく新聞や雑誌、テレビでよく見るお爺ちゃん、お婆ちゃんが鬼ですの?」

陽壱

「知花鬼刕華って鬼、婆さんじゃ無かったぞ」

今給黎

「本当の写真は、向こうの隊員と陽壱が命掛けでゴーグルで取れました」

鬼哭院御前と知花鬼刕華の 本物の写真を、陽壱、武市、実那に見せた

実那

「うそ~」

「若いです~」

武市

「どう考えても、30代にしか見えないぞ」

今給黎

「実は表に出ている姿は、本物ではなく、影武者って事が判明したのです」

武市

「あの爺、婆の姿とは程遠い位ですね」

「よく、今までバレなかったですね」

今給黎

「鬼哭院御前、知花鬼刕華が、旨いこと消してるのでしょう」

陽壱

「でも、今回は何故、鬼哭院御前の動向を調べる事が出来たのです?」

武市

「その前に、どうして鬼哭院御前が鬼だと言う推定が出来たのでしょう?」

今給黎

「政財界の重鎮たちは、実際に本物の2人を見ているのです そして、何か得たいのしれない者であると言う事」

「実は、政財界の重鎮たちは、あの2人を引き摺り落とそうと」

「ずっと暴こうとしたけど、証拠を残そうとすると、作動するかの様に死んでいった」 「そして最後は、自分達の命と引き換えに、自分等から鬼哭院御前を尾曳だして、調査を鬼跋特務隊に頼んだのだ」

「自分達とその関わる人たちを調べてと・・・・」

「そう言わないと、死んでしまうのだろうね」

「それにしても、政財界の重鎮にも、骨のある人達もいたものですね」

武市

公安調査庁じゃなく、鬼跋特務隊に?」

今給黎

公安調査庁だと、揉み消される可能性があったためだろうね」

「今から上げる情報も、もみ消すのでしょう」

3人、そこで気付く

武市

「まさか、私たちにこの情報を教えたのは」 今給黎

「そう言うことです」

「それどころか、鬼跋特務隊がどうなるかも分かりませんね」

3人

「えっ」

今給黎

「そのうち分るでしょう」

「因みに、鬼哭院御前の居場所は特定できませんでした」

「車は特定できていて、追跡したが」

「運転してた者が、肉で出来た人形で爆発しました」

「肉片は日光を浴びると消えましたが」

「相手もそこまでは隙を見せないですね・・・」

陽壱、武市、実那

「・・・・」

 

・・・・・

 

さて、鬼哭院御前がどうやって逃れたか

時は遡って

惨劇の現場

御前が、鬼刕華を待っている
鬼刕華
「お待たせしました」
「御前様」
御前
「鬼刕華殿、いつもすまないですね」
鬼刕華
「いえ」

現場の惨状をみて
鬼刕華
「また、派手にやりましたね」
御前
「月の御前には参りますよ」
「まだ、人を選んでるだけマシですが・・・」

鬼刕華、自らの左手を、右の手刀で斬り、斬った右手を半分に斬る

※斬った左手はすぐに生えた

2つに斬った左手は、やがて2体の人型が出来る、肉人形である

その2体の肉人形に、
鬼刕華、呪文を唱える
「回りに転がってる遺体を始末しろ」
2体の肉人形は、瞬く間に遺体を始末した
御前
「鬼刕華殿の能力の1つ・肉人形、便利ですね」

その時、雄次が降りてきた
雄次
「御前様、申し訳ないでっす」
御前
「雄次君、お疲れ様です」
雄次
(良い御前様っす、良かったす~)
御前
「月の御前は、ご立腹でしたよ」
雄次

「いや~っす」

「てか、母ちゃん、いつの間に来たっすか?」

遺体を始末した肉人形、次の命令を待つように、動かないでいる

鬼刕華
「御前様、雄次」
「それぞれの人差し指、頂けませんか?」

御前
「なるほど・・」
雄次
「了解っす」

2人、人差し指を鬼刕華の前に出す
2人の人差し指を手刀で斬り
斬ったそれぞれの指を、2体の指人形に食わせる
すると、御前、雄次の肉人形が出来た

※もちろん、斬られた箇所は生えている

御前、感心し
「本物そっくりですね」
雄次
「う~ん、なんか嫌っす」
鬼刕華
その人形に、呪文を唱える
「そこにある車を乗って、港までいって、自爆しろ」
雄次
(うわ~、自爆っすか・・)

肉人形、そのまま高級車に乗り港目指して走って行った

鬼刕華
「残りの鬼跋特務隊が」
「あの車を追って、居場所を特定しようとするだろう」
「いま、上で戦っているのは」
「道鬼殿ですね」

御前
「そうですね」

鬼刕華

「わたしが道鬼殿と変わるので」
「御前様、雄次は、道鬼殿の異空間の術で逃れて下さい」

御前

「頼みましたよ」

鬼刕華、ビルの屋上を駆け上がった

 

道鬼に耳打ちをしたのは、異空間の術で御前たちを逃す依頼をしていた

 

・・・・・

現在

 

御前の屋敷の中の広い庭園の池の真ん中にある橋

 そこに、御前、鬼刕華が立っている

 

御前、鬼刕華に背を向け、顔を見上げ

「今日は、よい月夜ですね」

 

鬼刕華、静かな表情で

「前の席で参加した重鎮たちの粛清は完了いたしました」

「重鎮たちの関係者には、秘密が漏れないよう処置をとっています」

 

御前、鬼刕華の方を向き、彼女の心に気を遣い

「鬼刕華殿、ご苦労様です」

「重鎮の方々には、可哀想なことを致しました」

「鬼刕華殿のご心傷、御察しします」

 

鬼刕華、少し微笑み

「もう、慣れております」

「重鎮たちが、余計なことしなければ良かっただけです」

 

鬼刕華、すました表情で

「鬼跋特務隊の件は」

「各関係の者、組織に圧力をかけています」

「鬼跋特務隊の解体は時間の問題でしょう」

 

御前、少し困り顔で

「そうですか、残念ですね」

「鬼跋特務隊の存在は、私たちの思惑に必要だったが・・・・」

「鬼刕華殿、いつも、私たちの尻拭いをしてくれて本当にありがとう」

鬼刕華、笑みを浮かべ

「いえ」

「私は私の思惑があるので」

「御心配為さらず、日の御前様、月の御前様方々の思惑通り進めて下さい」

御前、優しく微笑み

「一言、貴女に仰って宜しいかな?」

鬼刕華、顔をやや下に向きに

「何なりと」

御前、背をむけ、月を見ながら

「やはり、貴女には」

「悪役は似合いませんね」

鬼刕華が、粛清の件で心を痛めてるのを見抜いていた

鬼刕華、目を瞑り、黙って微笑むだけであった

 

続く・・・・