熊さとの戯言

自分の体験などを雑記帳・備忘録として

鬼滅の刃をつかって、戯言小説(5)

う~ん・・・・

どうしても、長い文章になってしまうな~

それでは、戯言小説が始まりますよ~

 

第5話 黒服の鬼

 

あるビルの屋上

 

驚愕し固まったチャラ鬼

自分の目の前の鬼によって今の事態を知られる事によって

自分の処遇がどうなるか分からない

 

自分より弱い鬼なら、食い殺せば良いが

今対峙している鬼には、全く歯が立たないのである

 

その男の容姿は、黒服を着た 20歳前半、

身長は170中位で瘦せ型、顔には少し幼さのある

そのままの人の形である

 

顔に幼さがあるせいか、初対面では良く相手に馬鹿にされる

中には、マウントを取ろうと喧嘩を売る鬼も出てくる

その時に初めて、この鬼の強さを知る事となる

このチャラ鬼も、その1人であった

 

黒服の鬼、済ました表情で

「そんなに慌てて、どうしたっすか」

チャラ鬼、何とか誤魔化そうと

「いっいえ、なかなか喰えそうな人間が見つからなくて」

黒服の鬼、目を細めて少々同情するような表情で

「ふ~ん」

「こりゃ、大変っすね」

チャラ鬼、誤魔化しきれたと少し安心し

「そ、そうなんですよ」

 

黒服の鬼、なにか思い出したように

「あっそうそう」

「良いものがあるっすよ」

懐から何かを取り出す仕草をする

チャラ鬼、黒服の鬼が何されるのか、ビクッとした

 

黒服の鬼の手には

三本のソーセージみたいなバーと栄養ドリンク を持っていた

黒服の鬼、はにかみながら

「ほんとは、俺のっすけど」

「これ、チャラ鬼君にあげるっすよ」

チャラ鬼、口がつり上がり困った表情で

「いっいえ、大丈夫です」

黒服の鬼 「・・・・」 急に黙りこみ

やがて能面な表情で

「食え・・・」

チャラ鬼、顔を青ざめながら

「はっはい、頂きます」

黒服の鬼、にこっと微笑み

「はい、どうぞっす」

チャラ鬼、黒服の鬼から

ソーセージのバーとドリンクを受け取り嫌々ながら食べ始めた

 

黒服の鬼

「このソーセージのバー1本で、人間の中に含まれる

栄養分とカロリー1人分入ってるっすから」

「今、ソーセージ3本だから3人分の人間を食べている事になるっす」

「当分、人を食べなくて良いっすね」

「あっ!ドリンクも人間1人分だから、4人っすね」

「これを発明した、姉ちゃんってすごいっすよね~」

悦に入りながら1人で蘊蓄している

 

チャラ鬼、ソーセージのバーを食べながら

(こんな不味い食いもん、何で食わなきゃならないんだよ)

(あ~人喰いて~特に女は旨いしな~)

 

黒服の鬼、チャラ鬼のふくらはぎに

何か着いてるのを見つけ

黒服の鬼 「食事中、ごめんっすよ」 

チャラ鬼のふくらはぎに手を伸ばし

有るものを取り出した

取り出したものとは、チャラ鬼が逃げ出した時に

実那に撃たれた弾であった

黒服の鬼、困った表情で

「これ、何すっかね」

焦る、チャラ鬼「いっ、いや・・・」

 

その時、 「やっと、追いついたぜ」

2人の鬼が声の方向へ向くと

陽壱、武市、実那の3人が 2人の鬼を阻んだ

 

黒服の鬼、感心した表現で

「なるほどっすね」

「この弾で探知してたっすね」

 

陽壱、黒服の鬼を見て

「そこの人、危ない!!」 と言うと同時に

一般人と間違った黒服の鬼を助けようと走り出した

 

陽壱が走り出したと同時に、目の前に

鉄格子が地面から生え出し、陽壱の行く手を阻んだ

その鉄格子にゴムの様な弾力があったため

陽壱は突き返され、武市が受け止めた

そして、鉄格子が地面の中に消える

 

陽壱、驚いた面持ちで

「なっなに?」

「今の?」

 

黒服の鬼

「助けてくれて、ありがとっす」

「でも俺も、チャラ鬼君と同じ鬼っすよ」

 

陽壱たちは、さっきの鉄格子は

あの黒服の鬼の異能力と知り

自分達の事態が悪くなってるのを理解した

陽壱、黒服の鬼に

「お前は一体・・・」

黒服の鬼、済ました表情で

「俺っすか?」

困った表情で

「母ちゃんに、あんまり名乗るなって言われてるっすよ」

片目を閉じ、微笑えんで答えた

「まぁ~黒服ちゃんで良いっすよ」

 

陽壱、良く分からん表情で

(なに?この鬼)

自身の気が抜けるのを覚えた

(これも、俺たちを討つための作戦?)

 

黒服の鬼

「チャラ鬼君、さっき4人分食べたから、かなりパワーが上がってるっすよ」

チャラ鬼、少し力んでみた

「お~本当だ」

「力が漲ってるぜ」

興奮しながら

「あんなのでパワーが上がるなんて」

それを聞いた黒服の鬼が、チャラ鬼を睨み

能面な面持ちで

「あんなのって何?」

 

チャラ鬼、青ざめ

「いえ、素晴らしい食品で」

「これだけのパワーを授かるなんて、光栄です」

 

黒服の鬼、にこっと微笑み

「それは良かったすね」

 

2人の鬼のやり取り見てると

黒服の鬼は、かなりの上位の鬼だと伺える

陽壱たちは、かなりの苦戦になる覚悟を決める

 

チャラ鬼、力が格段に上がったことと、

黒服の鬼がいる事で気が大きくなり

陽壱たちに向かって

「ガハハハハ~」

「これで、お前らを殺ることが出きるぜ~」

「いや、お前らに恐怖と絶望を味あわせて、じっくりなぶってやるよ」

陽壱 「ぐっ!!」

武市 (ただではやられはせんぞ)

実那 (もう、いやです~)

臨戦態勢を取る3人

 

黒服の鬼、拍手をしながら笑顔で

「みんな、やる気マンマンっすね~」

陽壱たち、尚且つ構え

チャラ鬼、黒服の鬼も参加してるお陰で

優越感を感じながら陽壱たちを上目遣いで見つめる

黒服の鬼、薄目でほほ笑み

「じゃ~」

「チャラ鬼君、頑張れっす」

チャラ鬼の肩を叩き、帰ろうとする

チャラ鬼、焦った表情で

「えっ?」

「一緒に、殺るんじゃなかったのですか?」

 

黒服の鬼、済ました顔で

「一緒に殺るって」

「誰が言ったすか?」

チャラ男、苦い表情を浮かべ

「うっ・・・」

 

黒服の鬼、にこっと微笑み

「まぁ~力も上がった事だし」

「君なら大丈夫っすよ」

 

チャラ鬼、焦り

「ちょ、ちょっと」

「一緒に殺って下さいよ」

懇願する

 

黒服の鬼、考えている風に

「俺、別にあの人の鬼でないし・・・」

「それに・・・」

そして、能面の面持ちで睨み

「俺、何の躊躇も罪悪感も感じず、平気で人を食べる鬼」

「大嫌いなんすよ」

 

黒服の鬼、陽壱たちの方に向け、にっこり微笑み

「鬼跋特務隊の皆様も」

「頑張って下さいっすよ」

そのまま、戦いの場所から背を向け

ビルからビルへ移動し消えて行った

 

そのやり取りをみた、陽壱たちは

胸を撫で降ろし、再び臨戦態勢を取る

 

チャラ鬼、苦虫を噛み

(ちっ、あの野郎、調子に乗りやがって)

(不味い食いもん喰わせた上に、戦闘放棄)

(いつか、喰い殺してやるわ)

チャラ鬼、怒り顔で

「あんな奴おらんでも、やってやるよ」

「お前らをじわじわと喰い殺してやるわ」

 

陽壱、ニヤッと笑い

「へっ、やってみろや」

3人で、チャラ鬼を囲んで 戦闘が切って落とされた

 

つづく・・・・